オンラインマニュアル - GRS008
3 . 操作方法
3-1 . 時刻、日付・曜日のアナウンス
2時ボタンを押すと現在時刻を読み上げます。 12時間設定にしている場合は午前、午後を時間の前に読み上げます。
4時ボタンを押すと、日付と曜日を読み上げます。
3-2 . 時報を鳴らす(毎正時と30分毎)
時報を鳴らすための操作は不要です。基本設定で時報機能がオンになっていれば、自動的に毎正時に2回、30分ごとに1回、電子音が鳴ります。
3-3 . サイレントモード
- 4時ボタンを3秒以上長押しするとサイレントモードに切り替わります。
- ピッと電子音が鳴ります。
- このモードでは時刻、日付、時報の音量がオフになります。
- 4時ボタンを3秒以上長押しするとサイレントモードがオフに切り替わります。 時計はサイレントモードオフとアナウンスします。
3-4 . 明るさセンサー
- 文字盤を上に向けた状態で3時ボタンを押し、3秒待ちます。
- 明るさに応じて4種類の電子音を鳴らします。
各電子音の意味は、下記の通りです。
- 電子音が1回鳴ると、暗いことを意味します。場所の例として、暗い室内や夜間の屋外を示します。
- 電子音が2回鳴ると、明るいことを意味します。場所の例として、照明のある屋内を示します。
- 電子音が3回鳴ると、曇りを意味します。場所の例として、曇りの屋外を示します。
- 長い電子音が1回鳴ると、晴れを意味します。場所の例として、晴れの屋外を示します。
3時ボタンを押してから電子音が鳴るまで、3秒のタイムラグがあります。 明るさセンサーが検出する明るさは、6時位置にある明るさセンサーの集光窓の向きに影響されます。例えば、晴れた日の屋外で、集光窓が布や袖口などで覆われている場合や、屋内で集光窓が直接強い光にさらされている場合は、意図しない結果になることがあります。また、太陽高度や季節の影響を受けることもあります。
3-5 . GNSS信号の受信状態
- 2時ボタンを3秒以上長押しすると、前回の受信状態をお知らせします。
- 時計は、受信の成功か失敗のどちらかをお知らせします。
受信状態と音声アナウンスの説明
- 受信状態: 48時間前までに成功 / アナウンス: 受信成功
- 受信状態: 48時間前までに失敗 / アナウンス: 受信失敗
- 受信状態: 受信動作をしていない / アナウンス: 受信失敗
3-6 . 自動受信
明るさ、時刻、日付という特定の3つの条件を満たすと、自動的にGNSS電波の受信を試みます。
条件によって自動で動作するため、一切操作する必要がありません。
*無駄な電力消費を抑えるため、奇数日のみの受信となります。
自動受信のための3つの条件
- 明るさ
- 2,000Lux以上(明るさセンサーを使用した場合に、電子音が3回、もしくは長く1回鳴る明るさです。)
- 時間帯
- 午前5:00 - 午後8:00の間
- 日付
- 奇数日
自動受信における時計の動作
- 自動受信に失敗した場合、GNSS信号の受信を開始しようとした時刻から1分30秒進んだ時刻を指し示します。
- 自動受信は、晴天・曇天の屋外において、2000Lux以上の照度条件を満たし、GNSS信号を捕捉する必要があります。
- 受信開始、及び受信成功のアナウンスはされません。
- 受信動作中に他のボタンが押された場合は、キャンセルとなり失敗として扱われます。
* 屋内でも2000Lux以上を検出するなど、条件を満たした場合はGNSS信号の受信を開始しますが、受信することはできません。
3-7 . 手動受信
GNSS信号を自動で受信できない場合は、以下の操作で手動で受信することができます。
- 8時ボタンを押すと、手動でGNSS信号の受信を開始します。
- 時計が「受信開始」とアナウンスします。
受信動作は、高い建物などから離れた上空の開けた場所で行ってください。受信には多くの電力を消費します。
GNSS信号を受信しすぎると、電池寿命が短くなる原因となります。
受信時間は最大90秒です。
各受信結果に対する音声アナウンスと針の動作の説明
- 受信成功の場合
- 音声:受信成功とアナウンスし、受信した時刻もアナウンス / 針の動作:受信した時刻を指します。
- 受信失敗の場合
- 音声:受信失敗とアナウンス / 針の動作:元の時刻を指します。
受信動作中に他のボタンが押された場合は、キャンセルとなり失敗として扱われます。